気をつけたい症状:運動を嫌がる、咳をする、失神、舌の色紫色になる
心臓疾患(心疾患)は、犬に最も多い病気の1つで、特に老犬の犬にとっては珍しくない病気です。ただ、心臓疾患は悪化を防いだり、進行を遅くしたりはできるものの、原因を治療し、完治することは不可能とも言われる病気です。
そのため、特に高齢な場合や少し気になることがある場合には、定期的な検診を受けておくと良いかもしれません。
また、成長盛りの時期に他の犬に比べて大きくなりにくかったり、元気がない場合には先天性の心臓疾患(心疾患)をもっている場合があります。先天性心臓疾患(心疾患)は、心臓に雑音が聞こえる場合に可能性が濃厚なため、生後2〜3ヶ月頃に行う最初の予防接種の際に、動物病院で発見されることが多いです。
一般的な心臓疾患(心疾患)の原因としては、塩分の過剰摂取や脂肪の過剰摂取(肥満・太りすぎ)があります。
そのため、日頃から食事に気をつけてしっかり運動をすることが大切です。
心臓疾患(心疾患)の中でもキャバリアの場合は特に、心臓の中で血液を上から下に流れるようにする役割をもつ僧帽弁の閉まりが悪くなり、血液が逆流してしまう弁膜症(僧帽弁閉鎖不全症)になることが多いといわれています。
【クラス1】
初期段階では、特に症状もなく運動にも影響はありません。
しかし、動物病院に行った際などにい発見される場合があります。
・聴診をして心臓に雑音がある場合
・レントゲンを撮った際に心臓が肥大している場合
・超音波検査で心臓の中の血液が逆流している場合
【クラス2】
この段階では、走り回った後に舌が紫色になり、へたり込んでしまう場合や散歩の途中で休んだり、夜に咳をしたり普段の生活の中でも症状が分かります。
そのため、運動を少し制限し、早めに治療を始めないとどんどんと状態は悪化してしまいます。
【クラス3】
この段階になると、身体的・精神的に常に犬に負担がかかってしまっている状態です。薬や食事療法を用いた対処が必須になり、元の生活に戻れる可能性もありますが、しっかりと治療する必要があります。
・食欲が減り、体重が落ちる。
・お腹に水が溜まる
・軽い運動でも咳をする
・舌が紫色になる
【クラス4】
ここまできてしまうと、運動はまったくできず、見るからに呼吸も苦しそうな状態です。常に舌の色も紫色になってしまい、心臓の雑音もとても大きくなります。
ストレスによっていつ状態が急変してもおかしくない状態です。病院に行くことすら犬にストレスがかかり、命とりになってしまうこともあります。